お酒事情
2016/09/23
お酒の事情は常に変動
今回はお酒の話
お酒といっても種類が多いですが
発売停止や中止、また再発売が多いのも事実です。
例えば↓このフォションリキュール
現在発売中ですが
一時、販売中止になりました。
出荷停止だったのかもしれません。
メーカーの事情なのか
製造元の事情なのか
詳細は伝わってきません。
酒屋さんに聞いても判明しません。
もう慣れましたが当初は驚きました。
ボトルデザイン変更はよくありますが
リキュールそのものが販売されなくなるとは
メニューに載せていた場合は変更です。
代替えがある場合も多いですが
特徴のあるお酒ほど痛いです(笑)
このフォションは紅茶リキュールですが
代替品は↓
ティフィンというドイツのリキュールです。
一般的にはこのティフィンが主流ですが
私のお店では↓
フランスの紅茶クスミティー
このチャイミックスを扱っているので
紅茶リキュールもフランスで統一しています。
このように自分のお店に合ったお酒選びを進めています。
そんな中で販売中止の情報は毎回悲しいです。
試しで入荷し
作ってみて判断し
採用しなかったリキュールも数知れず
その選りすぐりリキュールが無くなる
武器を失った感覚。
次もそうです
以前、人気だった↓
エックスレイテッドというリキュール
国内販売はありません。
輸入した業者がネットで販売している分だけです。
非常に飲みやすく
色も綺麗
色んなジュースとの相性も良く
よく使っていました。
ネットを使って買い揃えれば済む話ですが
酒屋で扱っていた時から比べると
送料も含め単価が高くなり
高級リキュールになってしまいます。
仕入れでも書きましたが
日々の仕入れ金額には目を光らせておく必要があります。
割高なリキュールがどの程度出るのか?
1杯あたりも当然高くなります。
お客さんの目はシビアです
数十円の差が生む高級感
私のお店は
割安感のある価格設定
を重視しているのでカクテルの価格を表示しています。
一定価格を維持できるように
仕入れ価格が重要になってきます。
エックスレイテッドを入れるなら
イベントの効果のタイミングでしょう。
逆に、新しく発売されるリキュールもあります。
↓ アーリータイムズ ファイヤーイーター
2012年頃に発売され
国内に入ってきたのは2013~2014年あたり
もともとバーボンウイスキーで有名な
アーリータイムス
それにシナモンとシロップ他を加えたもの。
ジンジャーで割っても、ロックでライムを添えるだけでも美味しいです。
コチラ↓も2006~2007年頃に発売になった
アリーゼ・ブルー
コニャックとウォッカと天然フルーツのリキュール
2015年にはアリーゼシリーズに↓
新しい種類が増えました。
まだ入荷していないので
どんな味なのか楽しみです。
このように
無くなるモノあれば
出てくるモノあり
どの業種でもそうですが
情報は重要です。
特に価格情報
どの銘柄がどの程度上がるのか?
株みたいな話ですが
100本以上の在庫があるので
1本あたりの仕入れ価格の差
年間の差
数年の差
これを考慮しなければ
収入を増やすにはつながりません。
お客さんには一定価格を約束
その裏では仕入れ価格
と
各銘柄の情報の把握
この動きが
仕事
だと思っています。
ではまた。