お店について 季節・風物詩

(開店記念日)周年イベントの意味

私のお店では毎年、開店〇周年イベントを11月22日に行っています。

イベントを企画する意味についての記事はコチラ

今回の記事は、なぜ毎年行っているかについて書いてみました。

初心忘れるべからず

1番は、この精神です。オープンした当初の気持ちを思い出して丁寧な接客や気遣いが、いつまでもできるお店でありたいです。

当時はどんな希望を持って開店したのか、どんなお店にしたかったのか、どんな規模だったか・・・毎年、オープン当時を思い出しますね。

年数が経つと薄れる初心

お店を続けていれば、日々に追われ常連さんとも仲良くなり、様々なことが「普通」「当たり前」に過ぎてゆきます。そこから「甘え」であったり「慣れあい」のような雰囲気が生まれます。

その何気ない日常に埋もれてしまう部分が、お客様に不快な思いをさせてしまったり、言葉の選び方を間違ったり、これまでの関係にちょっとしたすれ違いを誘発させます。

常連客への偏り

昔を思い出せば、新鮮な気分になります。陥ってはいけない状態を意識して一人一人に一生懸命だったと思います。

オープンすぐはみんなそのはずです。

そこで注意したい2点をおさらいしてみます ↓↓

・新規のお客さんが入りにくい雰囲気になっていませんか?

・仲間うちの話題に偏っていませんか?

長くなればなるほど、常連のお客さんや馴染みの方々が増えますよね。メリットが多くありがたい存在です。

しかし、新規のお客さんにとってはどう映るでしょうか?間違えれば仲間外れ感を与えてしまうかもしれません。

新たな1年への想い

周年イベントはお店の誕生日ですので、暦でいう正月と同じく、次の1年に向けた気持ちの切り替えや目標など、それぞれあると思います。

初心を忘れず、感謝の気持ちを思い起こし、新たな出発を誓う日であり、それを改めて感じる日。そして、何よりも「イベントへ向けた準備」の最中にこそ真意があると思っています。

フライヤ(イベントチラシ)を作成し、店内に掲示したり、近隣店舗で貼ってもらうなど行動しているうちに、頭の中でこれまでの思い出や初心が込み上げてくるものです。

自身への問いが、お店のため・お客さんのため になるという感じです。

実際間近になると、緊張で逃げ出したくなるくらいなのですが、毎年のことなのでこれからも続けていきます。

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ではまた。

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