どこから事業になるのか
趣味と仕事のあいだ
個人の作品や創作品
例えば、アクセサリーや小物などの雑貨
マルシェの増加で書いたように
販売する機会は増えています。
SNSを使って、写真付きで拡散され
友達の知り合いなどから注文が入ってきます。
- 注文が多くなり、売上が出てきたなと感じている方
- これから動いていきたいなと思っている方
趣味(楽しみ)から仕事に変わる時はいつなのか
どうなったら「事業」になるのか
収入を増やしたいならでも書きましたが、収入源を増やす機会はたくさん存在します。
どこまで収入が増えたら仕事になるのか?
それは事業者になるのだろうか?
そもそも
「事業者とは何だろう」
そんな疑問から書いてみます。
事業者とは?
国税庁のページによると
反復、継続かつ独立して行われることをいい、その規模は問いません
とあります。
- 反復、継続がどれくらいなのか
- 独立はどの程度なのか
ここの解釈がポイントになりそうですね。
まず、頭に浮かぶことで言えば
手軽にできるインターネットを使った売買
ヤフオクやアマゾンでの出品などです。
調べていくと
経済産業省のネットオークションにおけるガイドラインが参考になりそうです。
販売業者に係るガイドライン
ガイドラインを読むと
営利の意思をもって反復継続して取引を行うもの
出てきました、この文言。
そして
-
過去1ヶ月に 200 点以上又は一時点において 100 点以上の商品を新規 出品している場合
-
落札額の合計が過去1ヶ月に 100 万円以上である場合
-
落札額の合計が過去1年間に 1,000 万円以上である場合
という具体的な数字が出てきています。
また、解釈の補足として
商品を一時点において20点以上 出品している場合
但し、これらを下回っ ていれば販売業者でないとは限らない
とも書いてあります。
ガイドラインを、どう捉えるか?
線引きの解釈は難しいところです。
色々調べてみると
営利の意思の有無は客観的に判断される
というのが通常のようです。
この部分は所得税にも関わってきます。
悩ましいですね
客観的にみて、趣味の範囲内かどうか
線引きは、ここしかありません。
そして
時間を費やす割り合いや気持ちの入れよう
によっても、取組み方が変わってきます。
- 生活や自由な時間を削ってまで作ったモノ
- 収入源の割合が変わってきた
など、状況判断で事業に転換していくのが自然です。
事業としてやろうと決める
今の動きで生活費を稼ぎたい
このまま売上が伸びれば、本業にしたい
という思いの人が
「よし、やろう!」
と決めた時から、事業者になります。
最初から決めてやっているけど、なかなか趣味の域から出ない・・・
という方もいると思います。
事業者なのか趣味なのか
決めるか決めないか
あなたしだいなのです。
事業者になろうと決めたなら、材料費プラスαの売上が所得とみなされ
課税対象に変化してゆきます。
呼び方と捉え方が変わってきます。
そして、きちんと売上を見つめていく
ゼロからイチへで書いた発想や思いをどんどん形にしていく。
前へ進めていくパワーが必要になってきます
このブログが、そのヒントになればいいなと思っています。
ではまた。