事業が変わる
私が長年行ってきたメインの事業は「飲食」でした。
これは個人事業なので1月~12月で締めて確定申告を行います。
前年度途中で飲食事業自体を雇用していたスタッフへ渡したため経費や収入等も変わってきます。実際には3月末で引き継いだので3か月間は飲食業、9か月は賃貸業になります。
しかし、経費支払いや賃金などは翌月精算で設備の名義変更などもずれ込みますので経費が完全に無くなるまでに2~3か月程度かかりました。
スタッフへ渡した(賃貸した)経緯は過去記事に書いています。↓↓↓
新年度からは飲食を完全に卒業して、不動産賃貸収入へ変わります。
賃貸事業
文字通り、店舗の家賃が収入になります。
これまでとは収入の形態が変わりますので、経費の種類も変わります。飲食業の場合は様々なモノが経費になりますが不動産の場合は経費の範囲が少し狭くなります。
また、日々の営業は無いものの、設備の不具合補修や点検などが発生します。賃貸している物件の補修や取り換えをどこまで負担するかは、発生した度に考えます。
先日発生した事例では「店舗入口ドアの鍵が抜けない」という連絡がありました。ドアの鍵は古く交換するにしても加工が必要なため高くつきそうでした。しばらく考えるうちにキーシリンダー自体の内外を入れ替える事を思い付き、作業してみると、なんとかなったので自分の作業時間だけで済みました。
この作業ではドアのシリンダーを外す工程があるため、どうやって外すか?をインターネットで調べたり、実際にやってみたりしながら1~2時間かかりました。
こういう作業は苦にならないので私には向いているのかもしれません。
もう少し前にあった事例では「エアコン配線が天井裏で焼き切れていた」という事もありました。この場合は電気工事業者さんに連絡して点検してもらったので、こういう繋がりも大事です。
電気工事の場合は資格が必要なので、無理せず頼むようにしています。電気の不具合は火災の原因になりますので注意が必要です。
また、定期消防点検の立ち合いや消防署の立ち入り検査などもあります。その際に発生した修正費用や点検費用の支払いなどもあります。
この事業の労働は、その都度対処するため作業時間や対応時間が労働時間になります。
設備が新しい場合は壊れる可能性も少なくなるため対処することはありません。
飲食事業の時よりも、やる事は少ないので時間的余裕は生まれます。
そこでnoteを更新したり勉強会を継続させたりできています。同時にお金や投資に関する情報を広く取得する時間にも充てています。この部分のブログ過去記事はコチラ↓↓↓
考えるべきことは、貸している店舗の設備をどうするか、その資金をどこから捻出して、どう払っていくのか、など先々について考察や対応していくことで対処する場面に来た場合に対応できます。
「先の対応に備えておくこと」
これが日々やっていることです。飲食事業と違う部分は目の前の作業や労働ではなく、先を見越して準備を進めたり対応したりする余裕のある長い目線です。
不思議な感覚
切り替わったすぐは、1日の時間をどう使っていいか戸惑うこともありました。やることが減ったので当然のことですが「これでいいのだろうか・・・」という感じもあり、罪悪感のような開放感のような不思議な感じです。店舗運営についてのアドバイスや細々した伝達事項も時間と共にだんだん減り、4カ月もするとほぼゼロになりました。
この感じは・・・と思い返してみると
以前、1Fの店舗を任せていた従業員が独立した時のことを思い出しました。その時の記事はコチラです。↓↓↓
当時も不思議な感じがしたのを覚えています。なんとなく似てる部分もあるのですが今回は事業全体が変わったので、また違う感じがしていました。
時間軸を変える
時間が経つに連れ、目の前の仕事が減り、やっていることは
●貸している店舗の整備(都度)
●家賃入金確認(毎月1回)
●建物維持経費確認(保険・ネット回線 毎月)
等がメインになりました。仕事の内容が変わればやることが変わり時間の使い方も変わります。
●賃貸契約は2年で、退去の申出がない限り自動更新にしています。
●消防点検は6ヶ月に1度で消防署の立ち入り検査は1年に1度です。
毎日毎日何かを行うわけではなく、確認作業が中心です。このことで時間軸を変えています。今すぐ何かをするわけではないので、これまでよりも幅広い情報収集に充てています。
また、少額ですが投機や投資を進めており失敗を繰り返しながら経験を積んでいます。この部分に関してはまだ結果が出せていないのでブログに書くほどではありません。いずれ納得のいく成果が出せると思いますので、その時には記事として残したいと思っています。
時間軸を変え、幅広く情報収集しながら生活するスタイルに慣れるまでは時間が掛かっています。15年間の染み付いた感覚はなかなか抜けません(笑)
人は変化を善としない傾向にあります。変化は感覚を鈍らせ、新たな壁を作り出します。安定した心地よい居場所を去ると決めた以上、次の目標に向かって進んで行きます。
具体的な目標は別で経営している法人に関係することなので公表はできませんが、こちらの情報も出せる範囲でnoteやzoomで発信していきます。
ではまた。