お店について

お店が営業をやめてしまう①

2016/11/25

近くにできたお店が営業をやめてしまう

 

新規開店したお店が、6ヶ月以内や1年以内に閉店している

この事実は私がお店を出して、3年経ったくらいから同じ地域で起きています。

閉店の音楽

理由は様々ですが、参考になればと思い書きます。

お店をやりたい

と思っていたり、夢だったと語るお客さんは多いです。

その90%は男性という不思議もあります。

女性は夢より現実なのだなぁ

とつくづく感じます。

 

実際にお店を作って、現在は閉店している

みなさんはどう感じられますか?

 

色んな事情で、そんなに甘くない

 

というと、確かにそうですが・・・

今回はもう少し踏み込んだ事例で紹介

 

事例1 経営者(親)と店長(子)でスタッフは店長の凄く若い友達

 

店の形態はバーで、カウンター5席+テーブル4人席が1つ

パスタなどのフードも提供していました。

4~5年ほど続いたと思います。

 

気になる原因ですが

 

①経営者の評判が悪かった

②店長の友達や後輩がスタッフ、そして若すぎた

③軌道に乗る前に2店舗目を出した

 

評判とは、経営者のお金や性格に関する良くない話が、私にも聞こえていました。

若いスタッフは雇われているのか、手伝っているのか、興味本位なのかハッキリしなかったです。

その店のスタッフが私のお店にも、たまに来てくれていたのですが話を聞くと、スタッフが足りてる場合とそうじゃない場合があるらしく・・・

実は店長もスタッフも、仕事の掛け持ちで時間にバラツキがあり

「友達がやってみたいから」という理由で数人がカウンターに立っていたようです。

そこが、手伝いなのか興味本位だけなのかハッキリしない部分でした。

よく入っていたスタッフも、お給料としてお金をもらっていたのかも定かではありません。

当然ながら、その子たち(特に若かったので敢えてそう呼びます)は続くはずもなく、就職したり県外に出たりという現実。

店長やスタッフが来なければお店を開けれない状況に陥り、オープンが23時や24時になることも多かったです。

そうなると週末以外は、平日の深夜に飲みに来るお客さん相手という経営。

 

1店目のオープンから2、3年した頃、経営者とその恋人?(らしき人)が共同で2店舗目を近くにオープンさせます。

形態はカラオケのあるバーで、スナックの跡を改装し、カウンター6席ほど。

スタッフは1、2名で最初は多かったようです。

 

経営者が2人で、どちらも若いスタッフを持っていたらしく

共同で出勤させていたようです。

そして売上の分配も曖昧だったと聞きます。

(付き合っているであろう)そんな状況で、共同でお店を出すという判断。

運営もその流れで「なんとかなる」と判断したのでしょう。

半年もせずに閉店。

ある時、偶然会った店長に直接聞きました

「2店舗目閉めちゃったの?!」

「カラオケの苦情がありまして・・・」

 

カラオケが無いと継続できなかった、ということでしょうか・・・

 

 

新しいお店ができると

ライバルが増えた

と思うかもしれません。

 

私は逆です

私のお店でも話題に上がるし、紹介します。

 

店舗数は多いほうがお客さんは楽しめます

 

「次の店へ行こう」

という選択肢が多いほうがいい

その地域が活性化します。

 

なので、閉店は残念です。

 

話を戻して

 

2店目を閉店した数か月後、1店目を夜逃げという形でその親子は県外へ。

 

この事実も残念というかショックでした。

 

店内に借主の物が残っていると、法律の関係ですぐに撤去できないらしく

その後2年間くらいはお店の玄関に警告の貼紙が張られ

道行く人々がその紙を見入る事になります。

 

経営者が曖昧であれば、従業員が付いてきません。

従業員がいないお店は回りません。

 

まさかの「夜逃げ」には驚きましたが。

 

次もリアルな話です。

ではまた。

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