お店が営業をやめてしまう③
2016/11/25
お店をやる、やめる前に
お店が営業をやめてしまう②の続きです。
ガールズバーが地域で初めてオープンしました
ここも、当初は活況です。
スナックではないけど、若い女性ばかりのバー
私のお店の常連さんも次々に行きました。
どんなお店だろう
ガールズバーへの期待
多くて入れない週末もあったようです。
10月にオープンして2か月も経たない頃
ママさんとスタッフの方々が
少し早い忘年会
ということで来店されました
話を聞くと、何軒か巡っていると。
私の中ではママさんのその行動に違和感がありました。
というのも、そのお店の感じを
常連さんから聞いていたからです。
ガールズバーとスナックの違い
何度か足を運んだ方の意見はココでした。
カラオケがあって、カウンターがあって、お酒が飲める
スナックとどう違うのか?
お客さんの意見は「バー」と「接客」の部分でした。
ガールズバーに求めるものをまとめると
- スナックではオーダーできないドリンク
- バーならではの雰囲気
- そこに若い女性がいるということ
今回オープンしたお店は
料金設定も含めて
スナックと変わらない
と感じたようです。
この事を聞いていたので
忘年会をやってて大丈夫かなぁ
と、疑問に思ってました。
もっと手前で見直す事があるのではないか
今のサービスで大丈夫か
客観的に見つめること
事業ですから
継続できて初めて利益が生まれます。
スタッフを大事にすることは素晴らしいです。
お店の内容とスタッフが相まって、評価されます。
ガールズバーのママさんは
スナック歴が長く、バーの経験は少なかったようです。
お客さんのドリンクオーダー
メニューにあるけど作れない
妥協メニューも美味しくない
俳句みたいになりましたが(笑)
期待が大きかっただけに
がっかりしたお客さんの意見も多かったです。
閑散期の1月後半~2月
寒いと出足が鈍くなる時期
どうなるのかと心配していました。
オープンから半年経った2月末
閉店の貼紙・・・
またか、という落胆
状況をお客さんから聞いてると
新たな事実が判明しました
妙な話とはココからです
①前回の投稿の若い経営者のお店
②そのあとに入った今回のガールズバー
この2者間で
店舗の又貸し
があったようです
①が大家さんからバーをするという契約で入店
↓
1年数か月でやめる
↓
①が②にそのまま貸す
↓
②が①に使用料?を払う
↓
②は固定経費が高すぎて続かない
↓
②も半年でやめる
お店をやる、やめる前に
考えるべき事があるはずです。
1番目のバー
2番目のガールズバー
それぞれで改装しています。
どちらも期間短い
内装は綺麗です
空店舗としては、近隣より家賃が上がっています。
空状態はいつ解消されるのでしょうか
動機や状況が中途半端であると
営業に行き詰まる
お客さんはシビアです
周りのお店から学ぶ事
自分のお店を見つめ直す事
この記事を書きながら
改めてそう感じています。
ところで、又貸し事実が判明して
しばらくすると
この条件を提示した別の人物が浮上しました。
つまり
2者の間を取り持つ人
その人関連で
更に別の話が待っていました!
ではまた。