カウンターの秘密
カウンターの高さには秘密があった
カウンター席は人気です。
お店の顔であるという記事も書きました。
お店の顔になる部分ですので
改装の時にも神経を使いました。
まずは高さ
- 何センチが理想なのか?
- どんな高さが必要なのか?
家具屋さんを回って測ったり
ネットで売ってあるカウンターの寸法をメモしたり
私が始めた頃はまだ情報が少なかったので
このような方法で最適な高さを求めました。
現在は
バー、カウンター、高さ
で検索をかければ親切なサイトがたくさん出てきます。
1000mm~1100mm
これが出てくると思います。
この高さに合わせて
カウンター椅子を選べば
カウンター内とお客さんの
目線が同じ
ということです。
長い時間座っていても
嫌気がない
という意味合いがあります。
カウンターの幅にも注目
私のお店ではカウンター幅を
60cmとっています。
余裕のあるグラス配置
お皿を出しても狭すぎない広さ
一般的には
50cmが目安のようです。
私が求めたのは
もう少し先
離れすぎず、近すぎず。
この距離感です。
実現させるためにやったこと
↓
カウンター内に、さらに
20cmの幅
を取っています。
すると
お客さんとの距離は
80cmの幅
これが私の出した答えでした。
人と話す時の距離
実際測ったことありますか?
道で偶然会った人との立ち話
その最中に自然と取っている距離
おそらく80cmくらいです。
カウンター椅子について
カウンターの高さに合わせて選ぶのがベストなのですが
気に入ったデザインと高さが揃うモノが見つからない
これもよくあるんです。
私は家具工房さんで作ってもらいました。
値は張りますが一生モノ
というか顔モノなので
10年経った今でも変わらず
大活躍しています。
どこにお金をかけるか
何にお金をかけるか
間違っていなかった
と思っています。
よく言われるのが
「カウンターの椅子変えた?」
という反応。
いえいえ・・・
そう簡単に変えません
買えません(汗)
人の記憶の曖昧さ
もよくわかりますが・・・
でも、ありがたい!
それくらい印象に残っているのでしょう。
何度言われたことか。
カウンターはお店の顔である
と思うのは、単にそう言われてるだけではなく
日々そう感じるからです。
カウンターは椅子が無くても使えるもの
状況により、スタンディングスタイルも想定していました。
例えば貸切パーティー
カウンターに料理を並べて
ビュッフェスタイルにすれば
人の導線が明確になり
混雑が避けられます。
毎年行っているお店の周年イベント
ここでもスタンディングです。
椅子がないだけ、たくさんの人のスペースができます。
バーカウンターとはそもそも
スタンディングがベースなので
高く作ってありますよね。
ふだん何気に使っているカウンター
そこには、考えられた高さや幅があり
居心地の良さ
を追及しています。
カウンターに触れる機会があれば
この記事をちょっと思い出してみて下さい。
ではまた。