カウンター席の魅力
2016/11/25
カウンター席がいい
どんなお店にも必ずあるカウンター
会計専用のカウンター
飲食の為のカウンター
物販の為のカウンター
受付のカウンター
カフェバーでも定番のカウンター席
人気です。
カウンター席が空いてない場合、ソファ席テーブル席に案内するのですが
空いたら移動したい
という希望は多いです。
なぜか
- お店の人と話せる
- 作るところが見れる
- 落ち着く(特に端のほう)
- 飲む=カウンターと決めている
などの理由でした。
逆にそれ以外のお客さんは、仲間でワイワイしゃべれるのでソファ席テーブル席がいいわけです。
そしてもう一つ
カウンターは自然な相席
これも魅力のひとつ
隣の話が聞こえてきます。
お店の人と隣席の会話に耳を澄ませる。
グラスを傾けながら黙って、聞き入る。
それも非日常ですから楽しいです。
部屋で一人で飲むよりも。
会社の飲み会、食事会の後に、一息入れる。
何の関係もない人の会話が、干渉されない時間を作る。
どうでもいい話が、嫌な事を忘れさせてくれる。
懐かしい曲が、ふと自分を戻してくれる。
カウンターは、そんな状況を演出してくれます。
お店にとってカウンターは
店の顔
だと思います。
お店を見る時、作る時、大事にしてください。
あなたなら、どんなカウンター席に座りたいですか?
カウンターと言えば
もう終了したFMラジオ番組がありました。
土曜の夕方から放送されていましたね。
素敵な番組でした。
Saturday Waiting Bar AVANTI
アヴァンティというバー
そこを舞台に、お客さんの会話に聞き耳を立てるストーリー
毎週素敵なジャズと会話内容に、10代から引き込まれました。
ジャズって大人だな
バーってどんなだろう
興味深々で、毎週土曜を楽しみにしていました。
現在はポッドキャストで聞くことができます。
YouTubeにも上がっています。
提供していたサントリーのCMクオリティーにも感心します。
ウイスキーを伝えるラジオCM
飲みたくなる音と雰囲気
ドラマチックな内容
番組とCMが一体となった60分は、時間が経つのが惜しく感じました。
もう終わっちゃうのか、と。
ラジオを聞いて、そんな気持ちになったのはこの番組だけでした。
私がお店を始めたキッカケ
と言っても過言ではありません。
この番組からサントリーを知り、CMを知り、少し前にある人物を調べました。
開高健
小説家、(サントリーの前身)寿屋の宣伝部
いまだにサントリーオールドのホームページに不朽の広告作品として名前が出ています。
数々の名言、キャッチコピーを残しています。
私の店は何を残せるのか
名番組に恥じない名店にしたいナ。
と思いながら、また書きます。
ではまた。