今、飲食店経営者が思うこと
人が出ない
ご存知の事態で、どこで感染が広がるか判らないし自粛を求められてる状況で人は出歩かないですね。飲食業界、サービス業界にとっても大打撃・・・
人が出ないというのは、こんな風景なんだと毎夜毎夜実感しています。
逆に言えば、静かで安全で穏やかな夜
私はどう見てるのか?
このブログでも毎回アップしている「経済勉強会」のように不況の予測は立てていました。
でも思ったより早く来てしまった印象です。
かと言って、大きく気落ちするわけでもなく、ここ数年経費圧縮に注力してきたので、その作業は一旦終了(しないといけない)して次の展開を様子見している感じ。
国内感染者数 と 地域感染者数の推移 と 行政の判断次第
お客さんが見てるのも↑ココでしょうから・・・
聞かれること
オリンピック中止や大不況到来や時代(意識)転換期を語ってきた私に、どうなると思う?という質問が少しづつ増えてきました。
答えているのは
まだまだ先は長い
と答えています。 経済を見渡してきて思うのは前例のない落ち込みである以上、以前のような状態に戻るには相当な時間がかかるという想定です。
- 今ある仕事がなくなる可能性
- 露頭に迷う可能性
- 平成の30年はもう終わったこと
- リアル格差が顕著
このあたりは毎月発言しているとおりなので、各人にいずれ訪れるでしょう。
そしてどうなるのか
先を見通す超能力などはありません。
なので、日々情報を精査し自分なりの仮説を立てています。その集積を実際に当てはめて行動するしかできないので上で書いたように、日々の開示情報を元に臨機応変にやるしかないと思っています。
ダメなら止める、そして変える
私は2年前から、これまでの夜中心の営業から昼営業に注力してきたので今後もシフトを加速します。それが正しいかどうか、利益に繋がるかはわかりません。
でも、アルコールの消費量や2019年増税後の動きを見ていると意識転換は必須で何かの変化を求められています。
これまでの形態をそのまま残すか、変えるていくか、分かれ道が来ます。
飲食店経営を止める選択肢もあります。
他人事と思わないで自分で考えて行動に移す
現在、飲食店経営者も対象となっている様々な経済支援策が提供されています。
①経済産業省 https://www.meti.go.jp/covid-19/index.html
②雇用調整助成金https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html
上記のいずれにしても、売り上げが落ち込んだことを示す必要があるので決算書や確定申告データを基に判断されます。
③日本政策金融公庫 https://www.jfc.go.jp/
日本政策金融公庫では幅広く融資を受け付けてくれているようです。
経営するという意識
様々な方法で情報が入手できて利用できる制度があるので、きちんと見て判断して行動することで新しい手立てがあるかもしれません。
もちろん、書類の確認作業はどの段階でも出てきます。
経営するというのは自由な部分もあるけど責任も負うことになります。
この機会にしっかりと見極められると思います。お客さんが減った分、時間は確保できてるわけですから、どう行動するかは経営者次第で全て決まります。
厳しい状況が続きますが、乗り切って行く覚悟がある人しか残れない時期ですので「試されてる」と思って日々過ごしましょう。
ではまた。