テレビ司会者(になりきる)話し方①
2016/10/24
テレビ司会者の話し方
みなさんの好きなテレビ司会者は誰ですか?
上手だなと思う方はいますか?
進行だけでなく
ゲストの方々の話を聞き
そこから話を引っ張る
観ているほうも
「自然と見入る」
という流れで次のコーナーへ行く
気が付けば30分経っていた
なんてことがります。
司会者の腕ですね
以下は私が思うプロの流れです
- 聞き役に徹する
- 話を掘り下げるポイントを知っている
- ツッコミのポイントを知っている
- 掘り下げた内容から笑いへとつなげる
- まんべんなく話を振る
勝手な分析ですが
私も普段気を付けている部分です。
特にカウンター席では参考にする場面が多く出てきます。
お店にカウンター席があるなら
また作ろうと思うなら
そして、そこに立とうと思っているなら
Youtubeなどでバラエティ番組の司会者を
仕事目線で観てみて下さい
とても参考になりますよ。
司会者になりきる場面
では実際の状況を踏まえて
説明してみます。
御一人様のお客さんが多い日があります
カウンタースタッフも一人の場合
注文がある程度落ち着いた状態で
それぞれが、ゆっくりできているなと判断できる状態
例えば
- 携帯を触っている
- お店にある物を触っている
- メニューを見つめている
などの状態
そして、お店の音楽だけが流れている時があります。
この時です↓
- 誰かに話かけます
- その話題を隣の方にも振ります
- さらに隣の方にも振ります
- みんなに話しかけるようにまとめます
簡単に書くとこうなるのですが・・・
1の話しかける内容が重要です
2以降に話が振れる内容であることが前提となります。
例えば
- 映画の話
- 今ブームになっている動画の話
- 観光地の話
- 食べ物の話
- 好き嫌いの話
- 様々なエピソード
などです。
年齢や性別によっても質問(話の振り方)を若干変えていく
その柔軟さも必要です。
話の振り方はどうするのか
↑の続きで
1の段階では話を最初に振る相手は
常連さんが無難でしょう
もしくは
話やすいお客さんです。
次に考えるべきことは
この状況において
カウンター内からの発言は
どの席に座っていてもある程度聞こえているはずです。
なので、2番目に話を振るタイミングがあれば
それ以降はスムーズに振れます。
2番目まで来ると3番目は予想がつくので
お客さん側も身構えている場合が多いのです。
例を挙げると
1.常連さんに話かける
「今日仕事遅かったみたいだけど忙しいの?」
「遅くなったら食事どうするの?」←この質問に注目
これで少し話します
2.この質問を隣の方に振ります
「仕事で遅くなった時とか、食事ってどうしてますか?」←内容一緒で言葉を若干変えてる
これで少し話が聞けます
3.さらに隣の方に振ります
「聞こえてたかもしれないですけど、遅い時間の食事ってどうしてますか?」←振ってますよというサイン入りです
4.最後に聞いて回った(振った)理由を明かします
「実は、お店に来て夜中でも食べれるメニューを考えてて・・・」
ここから、聞いて回った答えを総合的にまとめていきます。
- 食べるか食べないか
- 21時以降食べないとか
- 食べるけど果物だけとか
- ガッツリ食べるとか
- 朝まで我慢するとか
色々出てきます。
まとめる、と思いきや・・・
話を掘り下げてみます