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テレビ司会者(になりきる)話し方②

2016/10/26

テレビ司会者になりきる話し方

前回の続きです

話を振って、色んな答えが出てきます

その答えの中から1つを取り上げて

話を掘り下げていきます。

どんなふうに掘り下げるのか

↓前回の続きから

仕事が遅くなったら食事はどうするか

  • 食べるか食べないか
  • 21時以降食べないとか
  • 食べるけど果物だけとか
  • ガッツリ食べるとか
  • 朝まで我慢するとか

出てきた回答を次のように変えます

夜中に食事をするかどうか

ここから意見が分かれてきます

  • なぜ食べないのか
  • なぜ食べるのか
  • 我慢する理由

その理由がそれぞれ出てきます

ここで注意するのは

中立な立場で聞く事

自分がどっちであろうと

話の中心は答えてくれているお客さんです。

なので、否定ではなく

この人はこういう考え

あの人はこういう考え

というふうにアンケートのような感じで進めていきます。

出てきた考えの中で

共感できる部分は

司会者なりに言葉を変えて発言します。

例えば

「お腹が空いたら寝れないんです」

これに共感した場合

「そうねですね、食べたいものがどんどん出てきて目が覚めてしまいますよね」

というふうに、補足を入れたり言葉を変えて発言します。

これを全体で行うと

1つのテーマに沿った話

そこに、一体感が生まれます

カウンター席がまとまる感じが出ます。

山善(YAMAZEN) サイバーコム 2WAYバーカウンターチェア キャスター付き ホワイト CB-172(W)

司会者が気をつけるべきところ

話の輪が形成していく説明でしたが

ここで気を付けたい点を挙げてみたいと思います。

せっかく一体感が出ても、初対面同士ではそれ以上つながりません。

つまり

司会者が居ないと話にならないわけです。

1つのテーマに沿った話で

みんなをつなぐ役割です。

 

カウンターに4人いるとします

Aさんは常連

Bさんは3カ月ぶり

Cさんは1年ぶり

Dさんは初めて

 

司会者はAさんから話始めます

理由は常連さんだし、事情(飲みに来るタイミングとか環境とか)を知ってるし、話しやすいから。

 

キッカケはこれです

 

ところが

BさんからDさんにかけて

この情報が少なくなります。

相手の事を知らない状況で話を振るわけですから

気を使いながら言葉を選ばなければなりません。

ツッコミであったり、言葉選び

これに強弱が必要です。

Aさんには強く、Bさんから順に弱くなっていくイメージです。

 

知っているからこそ強く言える常連のAさん。

常連さんだからこそフォローも入れやすいです。

 

夜中の食事については体型や体重の話になると思います。

デリケートな部分ですよね

だからこそ話が盛り上がるわけです。

相手が気にしている部分に話を振るのは緊張しますが

「体型とか気にするんですか?」

「痩せたい目標があったりするんですか?」

というふうに

やんわりと聞いていきます。

そこから出た回答から

  • ダイエット
  • 健康について
  • 運動について

と話を広げていくこともできます。

 

強弱をつけて、言葉を選びながら進めていく会話

 

そうして少しの時間でも一体感ができたら

「楽しかった」

という感覚を持って帰れると思います。

司会者の場合

この強弱のポイントを繰り返し行う事によって

一体感を作っていくことができるようになります。

 

そういう目線でバラエティ番組の司会者を観てみると

参考になるところがたくさんあります。

 

カウンターに立つ場合は

バラエティ番組の司会者になりきる

と、うまくいくと思います。

 

ではまた。

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