熱帯夜とお店
2016/11/22
熱帯夜が続く季節、店内の温度は?
私のお店は、カウンター側を26~27度の自動に設定しています。
ソファ席側を24~26度の自動に設定しています。
ソファ席側は夕陽が入るので夕方から気温が上がるのです。
さらに、扇風機やサーキュレーターを駆使してエアコンの風を回しています。
当然、コスト面を考えて。
毎年夏前から対策を考えて、昨年より涼しくするにはどうすればいいのか?
と悩みます。
今年は午後から窓を開けて、扇風機を回し風の通りを1方向に定めました。
ソファ側からカウンターへ抜けるように、日中から工夫してみます。
結果は夏の終わりに報告します。
温度設定のわけは、女性に優しい環境 というのも1つあります。
男性に比べて寒さや冷えの訴えが多いのが女性です。
コンビニでも常温商品が増えましたね。
同じように、夏でも常温やホットな飲み物が出ます。
暑い方からすると、マジかよ という顔されますが、その注文のほとんどが女性です。
決して多くはないですが、確実にいます。
急な雨や、前のお店が寒かったから など、理由はあるようです。
もちろん、外から入ってきた瞬間常連さんはハッキリ言われます
「この店暑い!」
そんな時は うちわ が活躍します(笑)
しかし、15分~30分もすると・・・暑さの感覚はなくなっています。
適温になったのでしょう。
「暑いって言わなくなったね」と声をかけると
「そうね・・・」や
「今はね!」など
強がる発言もありますが、経験として27~26度は快適なようです。
夕立ちはありがたい!
夕方の雨は、一般的には迷惑なことですが、お店からするとまさに
天の恵み
なわけです。
日中の暑さを和らげてくれて、涼しさを連れてきてくれます。
ただ、一瞬だけ、少しだけの場合は逆に 蒸し暑さ の倍増ですね・・・
しかし、降らない事には話になりません。
降るまで待つ、雨ごいする、てるてる坊主を逆さにする わけにはいきません。
そんな場合はこうします。
①「壁に霧吹き」
②「空気中に霧吹き」
人工のミストを作り出すわけです。
そして、蒸発の時に温度を奪う 気化熱現象 を利用します。
蒸発するためには温度が必要なので、それを利用して壁の熱を取ります。
壁に水をかけることに最初は抵抗ありましたが、やってみると慣れます。
というか、すぐに蒸発します。
23時くらいまでは熱がこもっていますので、こまめに吹きかけることで早く設定温度になります。
夏の暑さは長い気がしますが、実際は2か月もありません。
夕方に雨が降る日があったり、曇りだったり、どしゃぶりの日もあります。
そう考えると、実際の熱帯夜は(増加傾向のようですが)
年平均30~40日程度あるようです。
長いような、短いような
様々な工夫と努力で エアコンで風邪 などひかないようにしましょう。
働く側としても、快適温度で少し汗かくくらいがちょうどいいのです。
飲み物がおいしいのです。
冷たい飲み物が心地よく入っていきます。
暑さ対策と暑さと付き合う事は、夏の風物詩と思って過ごしましょう。
ではまた。