人材不足
2016/11/25
働き手がいない、人材不足
求人に出しても来ない状況
この話は私のお店でもよく聞きます。
働き手が来にくい業種、慢性的に人手不足の業界
様々あるでしょう。
私は雇用統計等の専門家ではないので、詳細な分析はできませんが
全体的に働き手が少ないこと
それは感じています。
じゃ、人材はどこにいったのか?
おそらく条件の良いところへ
移動したのだと思います。
現在、求人に出していて
応募が来ない、なかなか決まらない
という方、法人でもそうですが
「今」の労働条件や社内環境に乗り遅れるなら
この先も雇用は難しいと思います。
そう思う理由は
私のお店での、一端でしかありませんが
生の声を聞くからです。
愚痴は人間関係と労働環境(待遇)
仕事が終わって、職場の人と食事や飲みに出る場合
当然ながら仕事の話が出てきます。
私のお店は2軒目、3軒目の選択肢に入る場所なので
ある程度、仲良い同士で来る場合が多いのです。
1軒目で4人だったとすると、そのうちの2人が「もう1軒行こうか」
となって、1軒目で話せなかったことを語りだします。
その大半は愚痴です。
愚痴=言っても仕方ないこと・嘆き・心の迷い
という意味
みなさん、溜まってます。
1番多い内容が人間関係
2番目が労働環境
何も出ない職場は無いんですけど
それでも、話聴いてると
大変だなって思う内容の時はあります。
- パワハラやセクハラ
- サービス残業
- 職場の風潮
- 親族経営・家族経営の現状
会社では、言えない
そんな内容が飛び出してきます。
入社した当時から、大きな流れが形成された会社と社風
こういうものだ・・・と
自分に言い聞かせ、妥協してきたけど、我慢できない
上司に「言って」と言われるけど、なかなか言えるもんじゃない
そして、こんなことも
ある経営者が
「大丈夫だろう、これくらい」
と思っていること
例えば、家族経営法人でありがちですが
個人のモノ、経営者のこどものモノ
などを経費で買っている。
また
「ボーナスが出せない」
「減額せざるを得ない」
と言っておきながら、経営者の車が新型に変わっていた
などなど、言葉と行動をしっかり見ている社員さんたち。
常に求人を出している状態の法人は
求めている側も見ています。
この会社、ずっと求人出してる
と感じています。
- 人が常に入れ替わっているんじゃないか
- 書いてある条件と違うんじゃないか
働く側がきちんと選ぶ時代。
求人を出しても来ないという
現状をしっかり把握する必要があります。
どちら側も経験した
後輩や同僚、上司や会社の風潮など
この記事を書いている私のように
独立してしまった方には縁遠くなった話ですが
(店休日を考えるで書きました)
相談されることもあるので、その時は過去の自分と照らし合わせて
アドバイスしているしだいです。
18歳から12年間は色んな仕事をしてきましたので
愚痴る気持ちもよくわかります。
同時に、雇用する側にもなったので
雇う気持ちも理解できます。
例えば、雇われている側を守る法律が強い事
雇い主は弱い立場にあります、法律上は。
それを目の当たりにする経験もしました・・・
なってみないと解らないこと
たくさん勉強させてもらっています。
どんな職場だと、働き手が来るのか
自分が経験したことならわかるはずです。
したことがないなら、その立場の人に聞いてみるのも1つです。
- どんな愚痴が出ているのか?
- どんな悩みがあるのか?
- どんな職場になるべきか
そこから見えてくる問題点と改善点
残念ながら、雇用される側の人が雇用主の気持ちを伺ったり
その立場になってみる ということは滅多にありません。
しかし、逆は考え方しだいで、いつでもできます。
雇用主が働く側に回ってみる
(社長が社員やパートになってみる)
テレビ番組のような話ですが。
実際に働く側になる時間がなくても
気持ちを聞いてみるのも1つの方法です。
聞くのは自社の社員ではなく、別の会社の人。
一度、客観的に見てみる
採用担当者や経営者は、ハローワークの担当者や求人広告の営業マンだけの情報ではなく
生の声
を聞く機会を作ってみるべきです。
何か得られるかもしれません。
自分の店に足りないこと
自社に取り入れた事がなかったアイデア
その「生の声」を聞く機会を作る方法は・・・
また書きます(笑)
ではまた。