お店について

IoTとカフェバー

2016/11/25

インターネットと夜のお店

私が現在経営中のお店は 以前の投稿 に書いたように、小さな旧商店街です。

町内会の8割が年金受給者という状況。

かつての商店跡のほとんどが飲食店になっているか住居か空き家。

実際はその状況に魅力を感じて出店したわけですが。

IoTの衝撃―――競合が変わる、ビジネスモデルが変わる (Harvard Business Review)

IoT=モノとインターネットの話ですが、私の周辺店舗はハッキリ言って皆無です。

経営者の高齢化もその一つ。

当然、後継問題やいつまで続けるのか?

みなさん考えていると思います。

しかし、20年30年経営しているお店もありますので、まずは「尊敬」です。

すごいなぁ と思います。

私はまだ10年。

時代と今後の人口動向を考えると、現状のままでいけるのか?

と日々疑問に思うのです。

 

周りの経営者に聞いていないので現状は不明ですが、お客さんの反応を見ると

 

インターネットを活用している夜のお店は少ない

 

と思います。

私のお店は、お酒とソフトドリンクの仕入れは酒屋さんとスーパーとインターネットの併用。

コーヒー生豆もインターネット。

食材はスーパー。

消耗品はホームセンターとインターネットの併用。

そして、前述した店内BGM もインターネット。

 

BGMについてお客さんの反応は

「好きな曲がYouTubeで聴けるの?」

「パソコンの音が店内に流れるんだ!」

といった反応が多いです。

という事は周りのお店はカラオケやCDや有線放送を流している。

 

高齢化、リテラシーの問題、お客さんの反応から私の周辺は

インターネットを活用している夜のお店は少ない

という結論になっています。

 

私のお店のその先は、どうなのか

 

経理は毎月パソコンで入力し、前年同月、前年前期・後期を見ています。

これを細かく分析し、データ化していく事で更なる効率化とコスト削減につなげる=IoT

それを今の店の現状で必要か?

現在の状況からして、まだそこまで必要ではない。

でも導入していきたい。

 

どんな商品が出ているのか注文状況を把握してみる、それは仕入れ状況で判る。

年間の状況を把握してみる、それは経理ソフトのグラフで閑散期、繁忙期が明確。

 

あとは何を見ましょう?

 

仕入れもネットを活用し、年々コスト削減に貢献しています。

あるとすれば「集客」でしょう。

 

今はフェイスブックもありますが、今後はこのブログにも移行する予定です。

インスタグラムとラインはやっていません。

理由は後程。

そう考えると、現状のIoTは小規模より中規模以上の企業向けなのでしょうか。

今やっているインターネットを使った仕入れでコスト削減とフェイスブックはIoTと言えるのでしょうか?

ニュアンスはもっと経営に踏み込んだ活用のように思います。

私の店では、思い付く限りでインターネットを活用しています。

ニュアンスを別とすれば、十分活用できてると思っています。

導入の余地なし・・・

ですね。

あるとすれば、後継者にデータを見せて把握してもらう、またはこちらが管理する。

3店舗目ができれば、もっと踏み込んだデータ化が必要と思います。

そして、もっと離れた地域に出店するとなれば本来のIoTが必要ですね。

 

インスタグラムとラインをしていない理由

その理由は以下のとおりです

①お店とお客さんが個々に繋がってしまう

②個々に繋がってしまうと常連さんとそれ以外が明確になってしまう

③個々に繋がってコミュニティ形成をすると外部を受け入れない感が出る

④個々のイベント(誕生日会や食事会など)参加の範囲が膨大になる

⑤参加する、しない、誰を呼ぶ、呼ばない、知ってる、聞いてない、が噴出する

⑥公平性が崩れる恐れがある

⑦個々の写真を見る余裕がない

⑧同じ内容をいくつものSNSに流すほどでもない

という経験を基にした判断からです。

スタッフには自由にさせています。

 

急激に形成された密なコミュニティは、いずれ分散する運命をたどる。

 

これは、お店にとってマイナス要因だと思っています。

SNSをどう活用するか、どこまで参加するか?

その後に大きく影響すると考えています。

 

みなさんはいかがでしょうか?

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