モノ 時事

マルシェの増加

2016/12/14

フリマからマルシェへ

フリマ(フリーマーケット)は、さまざまな場所で行われています。

↓専門誌があるほどです

フリマガイド

 

フリマを点々として生活しているプロやセミプロも存在します。

私も数年に渡り主催したことがありますが

出店は無料だったので、プロもアマも共存していました。

プロやセミプロの方々は準備から並べ方、片付けまで

慣れた様子でテキパキ動き、車に積み込む順番や整理収納グッズも多彩でした。

 

リサイクルショップの買い取りも一般的になり

「フリマに出すより、リサイクルでまとめて売ってしまう」

というパターンも増えました。

フリマの準備時間が取れないのも一因のようです。

 

そして、ここ数年でよく聞く言葉

「マルシェ」

パリのマルシェを歩く (FIGARO BOOKS)

マルシェとは、フランス語で市場を意味します。

ここで言うマルシェは市場のことではなく

イベント名として、よく使われるようになってきた

ということです。

 

マルシェと名の付くイベントでは、何を売っているのか?

一例を挙げると・・・

  • ハンドメイドアクセサリー
  • ハンドメイド雑貨
  • ハンドメイドお菓子
  • ハンドメイド家具
  • アート作品
  • 古着
  • コーヒーショップ
  • ネイルアート
  • フードスペース

↑これに、音楽ライブがあったり、キッズダンスがあったりしています。

出店者により種類は増えると思いますが、およそこんな感じです。

 

お店にフライヤー(イベントのチラシ)を置かせてほしい

という依頼は多く、こちらも積極的に受けているので、多々目にするわけです。

その結果、フリマという言葉はほとんど見ません。

代わりに多くなってきたのが「マルシェ」

 

マルシェの背景

マルシェ出店例の中にあったように

ハンドメイド=手作り品の台頭

が1つあるのだと思います。

  1. 副業の意識緩和
  2. 空いた時間に作る人が増えた
  3. インターネットを使って技術や情報の共有
  4. リサイクル環境の変化

 

1.副業の意識緩和は

世の中の動きそのもの。副業の意識は年々増加していると思います。

今の仕事や職種だけじゃない収入源の確保、将来への危機感もあるでしょう。

 

2.空いた時間に作る人が増えた は

1に続いて副業を模索する中で「自分にできること」を意識した動きです。

 

3.インターネットを使って技術や情報の共有は

思い立った時に、すぐ調べられるツールがあること。その環境が整っていることです。

マルシェの出店募集があったり、SNSで注文があったり、作ったものを写真に撮ってSNSで共有すれば、何かしらの反応があります。

 

4.リサイクル環境の変化は

ヤフオクやメルカリなど、スマホでも簡単にやりとりができる状況なので、フリマのような準備や天候を気にする必要がなくなりました。

リサイクルショップも増え、まとめて買い取ってもらったほうが金額は安くなるかもしれませんが、時間を有効に使えます。

 

これからは?

マルシェという呼び名のイベントが、どれくらい続くかはわかりませんが

自分で作って売るという人は、増えると思います。

 

  • アクセサリーやアートはヤフオクやメルカリやSNSで
  • 音楽はitunesやbandcampやamazonで
  • そのほかはSNSやマルシェで

 

その環境がどんどん整ってきていますので、広がるのは自然な流れです。

 

逆に、プロを体感できるライブや実演も需要が増えています。

ネットで知って、ライブを観る

という動き。

 

何かしたい、動きたい方はこの流れをつかんでください。

 

そして、すでに動いている方

 

今後の展開(どこから事業になるのか)や売上をどう管理していくか

次に書いていこうと思っています。

 

ではまた。

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