魔性の男と魔性の女
2016/11/22
少なからず存在する魔性
決して多くはいませんが、お店をやっていて感心するくらいの魔性を持った人。
彼ら(彼女たち)は何がそうさせているのでしょう?
よく耳にする言葉で
「顔はそんなに良くないけど、モテるよね」
「あいつだけはなぜか、男(女)が途切れない」
1つの見解として 前述の後半 に出てくる 目 があります。
会話で相手の目を見ることができる人は、自分に引き込む力があります。
また検索すると、相手に気がある・脈がある という心理の言葉が出てきます。
その通りだと実感(体験)しています。
魔性の部分は、そこに「自然体」があることなのです。
無意識にやっているのです。
本人は気づいていない部分で、当たり前に接している。
そこがまた憎めないのですが。
惚れた者負け という言葉があるように、確かにハッキリ誘われたりしたわけではない。
だけど、あれ?と思いながらも話に夢中になって、時間が過ぎていく。
正に 魔性です。
もう1つあります。
それは、接触 です。
これも何気なく自然にやっていることなのですが、話の途中や笑っている瞬間など、腕や肩をそっと触る。
触る というより 触れる でしょうか。
英語でいう Touch (タッチ)です。
チラリズムに近いような、もどかしいような、嫌な感じのしない自然なタッチ。
それも 無意識 での行為。
だから憎めない。
魔性は、目を見て話して、自然なタッチができる人。
私がカウンター超しに見てきて、この2つに魔性を感じています。
謎な部分が想像意欲をかき立てる
魔性を営業としてうまく使っているのが、夜の接客業界。
スナックやキャバクラなどはその代表です。
かつて、夜のベテラン経営者がこう言ってました
「夜の業界人より一般女性のほうが怖い」
どういう事かと言うと、仕事としての嘘やお世辞は、言われたほうは、どこかで解っている(割り切っている)のです、お店だしお金払っているから。
でも、一般女性はお金や仕事ではないので、どこまでが本当なのか?どこからが嘘なのか?の線引きが不明なのです。
嘘をついてどうなる?と考えると、本当なのかな?とも考えてしまう・・・
その不思議な、謎な部分がまたハマる原因なのです。
気になっている状態。
体で壁を作るように携帯を見ている
「大丈夫?」
と聞くとサッと返信した様子で、携帯カバーをすぐに閉じて
「ごめんなさい、大丈夫ですよ」
と、目を見て言われる
すると、そうかな と納得してしまう。
それ以上 しつこく 聞けないし。
その返信の相手が気になる!内容が気になる!
とは言えないですね。
でも、そこも自然とできているのが魔性の人。
悪気はなく、その時の会話を邪魔してすまない という気づかいで 大丈夫 と言う。
その 優しさ が勘違いを生む。
優しさ は悪くないのです。
あぁ、どうしよう、答えの出ない感覚。
その答えを探しに、会いたい と思う。
出口のない部屋に入ってしまったような、魔性の部屋。
その鍵を開けてみたい けど 見たくない。
男と女の間には、魔性の部屋があって、見たい 見たくない のせめぎ合いが感情を高ぶらせます。
いろんな想像をします。
魔性の部屋を大きく持つ人は、自然体で表に出せる。
魔性の部屋を小さく持つ人は、素直に直接的に態度や言葉で表す。
いいのか、悪いのか・・・
答えはありません。
往々にして、人は謎な部分に惹かれる 生き物です。
ではまた。