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新しいメニューを考える②

2016/09/16

メニューの中からピックアップしてみる

新しいメニューを考える①では季節感を出す

という内容でしたが

今回は

既にあるメニューの掘り起しです。

 

サントリー ウイスキー オールド 700ml

 

例えばこのサントリーオールド

私のお店では

定番商品としてメニューに載せています。

 

ただ載せているだけでは

他のメニューに埋もれてしまいます。

 

なぜこの商品を置いているのか?

 

私のお店では理由があります。

 

例えば

  • 日本のウイスキーだから
  • 常連さんに頼まれたから
  • 歴史があるから

などなど

何かしらの理由が存在します。

 

メニューにある商品を

なぜそれにしたのか?

理由を思い出す

 

そのエピソードをメニューに載せる

 

それだけで

その商品のピックアップになる

ついでに

ネットで少し調べてみる

新しい情報が入ってくる

それも書き足す。

ネーミングの由来だとか

製造方法だとか。

 

新しく見つけるメニューよりも

掘り起しメニュー

 

この方法も十分使えます。

 

既にある商品の見直しで

新しいメニューが生まれる事もあります。

 

季節感はありませんが

温故知新

けっこう、知らないこと

たくさん見つかりますよ

 

この商品って、そうだったんだ!

 

色んなモノを見つめる

 

ピックアップは見つめ直すことで、新しい面を発見できる機会です。

 

今あるモノ、商品の再チェック

 

そこに眠っている価値

 

隠されていたヒント

 

それはまるで、推理小説のごとく

発想や転機になるかもしれません。

 

世の中にある多くのヒット商品

それらの誕生には

ふとした瞬間の結果や

偶然だったり

見つめ直した結果だったり

観察や想像の延長が

多くを占めています。

 

自分のお店のヒット商品を作る

商品の見つめ直し

ピックアップ

からの

注目商品へ。

 

スター誕生の過程のように

コレを押そう!

と決めたら

メニューの注目商品に格上げです

 

お店でよく聞かれる言葉

「おすすめ、ありますか?」

待ってましたと言わんばかりに

差し出す

「こちらです」

 

こうやって、少しづつ注目を集める

さらに

その商品の周辺メニューを充実させる

そうすると

その商品が形になる

商品の地位の確立です。

 

 

例えば

パインジュース

どんな飲食店にでもある

オレンジジュース

よりも、控えめな存在で

おそらく

メインになる事はない・・・

生産量やコストの問題もあります。

そこは置いといて

 

パインジュースを注目させよう

 

と考えたとします。

 

パインの成分や効能

どんな時に飲めば

どんな効果が得られるか

 

そして

 

どんな飲み方があるか

アレンジメニューを2つ以上

 

これらを

別メニューにして準備します

 

こんな感じ↓


 

パイン=パイナップル

(植物としてはアナナスと呼ぶこともあるようです)

暑い地域で生産され国内では沖縄が有名です。

世界一の生産はタイ。ほかブラジル、コスタリカ、フィリピン

≪疲労回復≫

クエン酸やビタミンC、ビタミンB1が豊富なのでエネルギー転換が早く、疲労回復や集中力アップが期待されます。

≪健康≫

食物繊維が豊富で、便秘予防に効果が期待されます。さらに高血圧予防に役立つカリウムも多く含まれています。

 

そこで

当店のオススメ!パインメニュー

  1. フローズンパインのジュース ¥000
  2. カルピスとパインの絶妙な組合せジュース ¥000
  3. 白ワインをパインで割った飲みやすいカクテル ¥000
  4. 定番、マリブリキュールとパイン ¥000
  5. こちらも大人気 ヨーグリートパイン ¥000

 

こんな感じでピックアップしてみると

パインジュースが注目されますよね。

 

この方式だと

ジュースからアルコールまで

幅広く使えます。

 

季節感がなくても

メニューの充実や

新メニューへのキッカケになります。

 

1つ1つに目を向ける

ピックアップは

埋もれていた材(財)料

発見への大事な作業です。

 

そこから独自のヒット商品を作りましょう。

お店の特色になっていきます。

 

ではまた。

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