野外イベントで何をやってきたのか③
2016/11/25
夜の野外イベントやってみた
に引き続き
新たな不安と、準備が始まりました。
まず、夜の暗さを解消すべく電気をどうするか?
イベント用に電気を引くか、発電機で賄うか
費用を調べた結果
発電機が安くすむことが判明したので、借りる台数を増やします。
もっとも大規模なイベントの場合、イベント時専用の電気メーターを取付してもらい、細かいこと気にせず100vが使えます。しかし取付と撤去費用で、業者によりますが2万円程度掛かります。
発電機を借りる場合、建設リース店で2kw発電機(普通の発電機)1台3000円前後ですので、3台とガソリン代入れても安くなります。
発電機使用の場合、昼間イベントの時は5-6時間程度だったので考えなかったですが、夜のイベントで使う場合ガソリン携行缶が必要です。
明るいうちから準備して夜に入っていきますので、電気を使う時間は長くなってしまうのです。
また発電機への負荷によってかなり減ります。炊飯器や電気ポットなどはたくさんの電気を消費するので、満タンでも無くなります。
イベントでどんなサービスを行うか、それによっても発電機の数とガソリン使用量が変わります。
この初めての夜イベントでは、いろいろやりたいサービスが重なり、発電機に負荷をかけ過ぎました。
途中で止まり、しばらく使えない状態が何度か発生。
課題は多く、消化不良のまま時間が過ぎます。
そして、自然の中でやるということ
夜の山は天気が不安定
雨が(一時的でしたが)降ってしまい、中断せざるを得ない場面がありました。
雨が降ると、機材が濡れないように覆い
雨の跳ね返りの土汚れを最小限に抑えるために、あらゆる物を高い場所に移動させます
人の雨宿り場所も確保・・・
気疲れします。
雨上がりのあとは再開し、朝を迎えました。
大きな事故もなく、初めての夜の野外イベントは50~60人程度来てくれました。
成功とも、失敗とも言えない
人生初の野外イベント運営多くの課題を残して終了しました。
夜の野外イベントで気を付けるべきこと
①発電機を使う場合は、使用機材とその目的と電気量をチェックする
イベントが途中で止まっては雰囲気が台無しです
また事前に準備できることは、家庭用電源で済ませておく
限られた電気量で会場を賄うので、把握は大事
②天候の変化は必ず起こると決めつけて準備する
雲りと思っていたら霧や風や雨が来ます
街中では降っていなくても、山だけ雨ってことも多いです
機材やテントの風雨対策はしっかりと
片付け終了後、土汚れを落とす作業も出てきます
③手伝ってくれたみんなと反省会を行う
イベントは一人ではできません
各自が気づいたところ、変更すべき部分を出し合いましょう
看板は車のライトでどう映ったのか
案内板は役割を果たしていたのか
みんなが楽しんでいたのか
そして、手伝ってくれるみんなに言います
やる側が楽しまなければ、イベントは楽しくない
これはずっと言い続けている言葉です。
人生初めての野外イベント企画は(当然ですが)課題が多く残りました。
ですが、みんなの生き生きとした顔は、忘れられません。
楽しかったよ!次もやろうよ!
って言ってもらえると、本当に嬉しいです。
手伝ってくれたみんなの意見で、またやる事にしました。
次はいつにしよう。
終わりは、始まりの合図でもあります。
こうして、毎年やる事になるのですが、続けるにはいろんな決断が必要です。
野外イベントを考えている方
自分の周りに、手伝ってくれる人がどれくらいいるか
何を、どうしたいのか
書き出して整理してみて下さい。
具体的に見えてくると思います。
そして、このブログを参考にしてもらえたら幸いです。
ではまた。