お店について 生き方

独立するとはどういうことか

2016/09/22

独立は立場や意識を変えること

お店をやっていて、よく聞かれるのが

「どこかで経験されたんですか?」

 

ひとりビジネスの教科書: 自宅起業のススメ

 

そして

どんな経緯で独立したのかが知りたい。

 

私は、ほとんど隠さずしゃべります。

(聞く方の状況に因りますが)

フリーターだった12年間

実家に戻る決意

30歳からの独立

そして、今

 

私の場合カフェバーですが

独立は

どの業種でも変わりません。

 

何が変わらないのか

 

立場と意識

 

自分が事業主としてやっているのか

雇用されて仕事をしているのか

 

その立場の違いと

 

仕事そのものを取りに行く

仕事があるという状況

仕事を休んだ場合

仕事が無くなった場合

 

自分にどう関わってくるのか

 

という意識・認識

 

危機感

 

仕入れではリスクの一部を書きましたが

独立は危機感が隣り合わせです。

 

独立の状況は様々

例えば

働いていた会社がなくなってしまい

その会社が請け負っていた仕事を

そのまま引き受ける形で独立する

そんな独立もあります。

また

親の会社を引き継ぐという独立

また

会社の方針に合わないため

独立して仕事を続ける

という場合もあります。

 

私の場合は

実家に戻らなければならない

という事態が発生

 

実家は事業をしていました

 

しかし

 

実家の仕事を継ぐか悩みました

 

すぐには決めきれない・・・

 

時間をかけよう

 

さて

戻ってどうするのか?

 

当然悩みます

地方の仕事事情は

首都圏にいた私にとって

大きなギャップ・・・

 

何の仕事をしよう

どうしよう

 

そこで使ったのが

 

選択の消去法

  1. 考えられる選択肢を出す
  2. 状況と条件を出す
  3. 照らし合わせてみる
  4. 合わないものを消去していく
  5. 残ったものを考える

地元に戻るまではアルバイトでした

なので、普通に

家から職場へ出勤する

終わったら帰る

これは当然ですね。

 

私は消去法で

これを消しました。

 

つまり

 

実家に戻ってまで

どこかへ仕事に出る

それを止めて

実家のそばで

時間をかけて考える。

 

継ぐかどうかを

話す、試す、考える時間

を作りたかったのです。

 

これをやるためには

独立=事業=時間の使い方

納得いくまで考える時間

着地点を見つける時間

 

そのための独立。

 

そして

夜の時間働けば

昼間は十分に話す時間ができる。

 

という選択をしました。

 

夜の飲食店の仕事は、東京で5年やっていました。

大型店から独立した個人店で

その独立のタイミングで雇ってもらえたので

お金の借り方や運営方法を目の当たりにし

途中で移転したので、そこで発生した様々な経費や人事

店舗運営の基礎を見る機会がありました。

 

この経験は大きかったです。

 

独立というものを体験できた

 

まさか5年後に自分も独立するとは

 

そんな想いで実家に戻りました。

 

人により独立の状況は違います

これから独立を考えてる方は

何のために独立するのか

独立してどうなるのか

紙に書き出してみても良いでしょう。

 

アルバイトの立場だったとは言え

 

様々な経験はムダにならない

 

と実感しています。

 

アルバイトの種類は10を超えます。

その経験を生かして今があります。

 

店舗造作や運営・経理

メニュー作りやイベント計画

サービスの内容や断り方

話し方や間合いと距離感

魅せ方と引き方

 

私もこのブログを通して

再確認できています。

 

あぁ、そうだったな と

 

独立はスタートです。

10年経ちましたが、新しい事は次々に出てきます。

問題にしても、目標にしてもです。

 

このブログを見て

独立について質問があれば

メッセージでお願いします。

気づき次第返信します。

 

ではまた。

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