お店について

状況報告3

2022/04/10

いよいよ期限を決めます!

前回の記事は コチラ→状況報告2

年が変わって、世の中のさまざまな変化を目の当たりにしています。そして、このブログでしばらく話題の中心は事業移行の経過について、早速ご報告です。

年末のおせちとオードブル(作業動画はコチラ )終了後にシェフに「正月休みの間に夫婦で検討してほしい」と伝えました。

その検討内容は

4月からお店の経営を夫婦2人で引き継ぐ

ということ。伝えた時点(2021年12月31日)で残り3か月あるので、考えながら進めるには十分な時間だと思っています。

なぜ、この日に伝えたのかというと

  • 3か月あれば自身が経営するという想定をしながら日々の動きができる
  • 感染症拡大があっても3か月、ずっとということは考えられない
  • 11月以降、新規のお客様が増えだした
  • 年度変わりで私自身が新たな動きを模索できる

引継ぎは何から始めるのか?

伝えるだけでは終わりません、1つづつ変更していきます

  • 6か月以上遡った費用(損益)を出し、水道光熱費や仕入れ等のデータを開示します
  • データから見える課題を見つけ、収益増のヒントに繋げます
  • 今ある支払い方法(ペイペイとクレジットカード)の変更手続き
  • 固定経費契約者変更手続き

などです。

そして、気になるのが様々なサービスが混在する決済方法とその入金までの期間(タイミング)や手数料・・・・

◎クレジットカードは毎週末入金があります 手数料3.25%

◎ペイペイは月1回 月末締め翌月1日払い 手数料1.98%

ペイペイで1か月が長い場合「早期振込サービス」への申し込みが必要で利用料0.38%+振込手数料200円がかかります。詳細はペイペイのページ で確認できます。

導入店舗にとって、良いかどうかは判断が別れますのでペイペイを中止したお店や商品全体を値上げしている店舗もあります。

引き継ぐ2人に聞いたところ、エアペイの導入を考えているようです。

逆算して考える

上記のことを踏まえながら

利用者の支払い方法認知

入金サイクル手数料

営業許可が下りるまでの期間

固定経費名義変更完了までの期間

を組み合わせて経営の方針を固めていく必要があります。

経営者目線で物事を考える時間とプロセスは、その先に役立ちますので今のうちにしっかり考え、思考の方法「どこから考え始めるのか」を整理しましょう。

リオープン日を決める

2022年3月26日に決めたようです。理由は「日柄が良いから」ということでした。

4月を待たずに引き渡しが完了しそうです。

契約の内容について

店舗を貸すにあたり、これまで私名義だった固定経費部分の切り替えが必要です。

  • 電気
  • 水道
  • ガス
  • 営業許可
  • インターネット
  • 電話番号
  • ゴミ処理
  • 保険類

家賃固定経費借主が負担するという内容の契約書を作成して交わすことになります。

その契約書作成は?

今回の場合、私自身が作成します。2F部分の時も行ったので、その要領で行います。ただし事前に第3者に目を通してもらい客観的に不備がないか確認するようにしています。

契約が不安な場合、不動産会社に入ってもらうのが一般的ですがその分、費用が掛かりますね。少しでも初期費用を抑えた方が良いので、お互い信頼して進めていきます。

その点において、従業員に貸すというのはお互いの状況や情報を既に知っているので、引継ぐのに適しています。

営業を続けていける見込み

おかげさまで、平日ランチ予約数も少しづつ増えており、完売の日も増えてきました。またこの記事を書いている期間は時短要請中なので昼の需要が増えている点も挙げられます。

そして、上に書いたように引き継ぐ2人へ事前に伝えておいたため、ランチ営業のメニュー幅を広げる期間に充てることができました。

具体的には

★日替わりランチ以外の定番ランチメニュー

★デザートメニュー

★ドリンクメニュー

そして、それを知ってもらうためにSNSで小まめな投稿をする。更に時間を分散して行うことです。この内容(考察)はまた別記事で書きます。

ランチ営業の位置

夜営業が難しい日々(時短要請期間が何度もある)の中ではランチ営業の意味が大きく、利用者は「昼の時間をどれだけ充実させるか」に集中しています。

今の需要を掴むことも経営にとって、非常に重要です。

店舗を手放すにあたって

自分が経営していたお店を引き継ぐことは初めてなので、寂しいような安心したような気もちです。2Fは完全に別店舗となったので、また違った感情でした。

引き継ぐ2人が積極的に動いてる姿、試行錯誤している背中を日々見ていると、覚悟ができてきたのかな と感じ、長く続いてほしいと思います。

既存のお客さん(昔からのお客さん含め)には改めて店内掲示やSNSなどで知らせていく予定です。

コロナで様々な動きが出ている飲食業界ですが、私のように直接引き継ぐというやり方も1つだと思います。

また書きます。

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