帰省スタイル変化とワークライフバランス
2016/11/25
祝日のない6月
8月11日は「山の日」という新しい祝日が誕生しましたね。
7月の「海の日」に続いての「山」。
「6月の祝日」は教育スケジュールのため除外されたようです。
8月は夏休み最中ですので問題ないわけですね。
9月は5月の「ゴールデン」に続く「シルバーウィーク」。
10月に差し掛かると、クリスマスの話題がチラホラ・・・
繁忙・閑散で言えば、11月は中休み的な感覚があります。
12月と1月は年末年始で、語らずとも動きが多い時期。
さすがに2月は鈍い季節、寒くて動きたくない日々。
3月4月は移動が多く、動きやすい季節ですね。
こうしてみると、年間で大型の休みは4回
①年末年始
②ゴールデンウイーク
③お盆
④シルバーウィーク
更に、LCC(格安航空会社)のおかげで安く移動できるようになりました。
お店をやっていて毎年感じますが
「帰省しやすくなった」
というのがお客さんの中にも増えたのでしょう。
帰省の形態をちょっと整理してみました
- 時期ずらして帰省
- 親族や友達の用事で帰省
- 時間があるから帰省
- ついでに帰省
などがお店で実際に聞いてみた答えです。
大型連休は人も多く、移動料金も高め。
どの大型連休も分散型は定着しています。
LCCの料金設定は「ちょっと行こう」を後押ししています。
結婚式や法事、お見舞いなどの理由もよく聞きます。
有給や休暇を取らなければいけないから
という理由も聞きます。
働き方や雇い方、会社の在り方が変わってきたのです。
ブラック企業やサービス残業という言葉は
会社と従業員と取り巻く社会環境の産物です。
今後は働き方と生活スタイルとそのバランスをどう取るのか?
ワークライフバランス
言葉そのままなのですが、働き手が少なくなるこれからの時代。
どこかで「キーワード設定して見直そう」とする動きです。
思うような実現は難しいのですが、進めていく事に意味があります。
以前書いた IoTをどう取り入れるか でもありますが
- 効率よく動く
- そのための作業の見直し
- その結果、業務の簡素化
- その結果、残業の減少
- その結果、コスト減少
少ない労働で、確実に成果を上げる考え
を取り入れる事によって生まれる
ワークとライフの境目
さらに
仕事させられている感
と
やるべき感
受動か能動か。
もちろんそこには、受け取り手の意識の差があります。
簡素化を実現していく中で、意識の変化も同時に必要です。
「ワーク・ライフ・バランス」
例に挙げた、インターネットを使って簡素化と効率化を実現したならば
その効果を従業員に伝え、活用する。
そして、還元する。
ネット注文でこれだけ安くなりましたよ
ネットを使って、こんな作業をしてください
そうすると、移動しなくても待たなくてもいいですよ
その間に別の事ができますよ
時間内に作業が終わります
残業は少なくなります
しっかり休んで下さい
有給もしっかり取って下さい
ざっとこんな感じで進めばいいなぁ、と思うのです。
お店としても効果大。
有給で帰省のお客さんも増えるし
しっかり休みがわかれば、外出外食の機会も増えます。
気分が違いますよね。
結果、効果が回ってくるのです。
お店が忙しくなるには、取り巻く環境が影響します。
店舗の環境
お客さんの環境
社会の環境
おそらく、どの業界にも言える事ですが
私のような小さいお店でも影響あるのです。
今回は「帰省の分散化」からこれからの社会をみてみました。
社会環境をみることで
自分のお店にできる事
がみえてきます。
選択肢 も視野に入れて、今日も前へ。
ではまた。