お店について 生き方

戦略

2017/02/22

戦略とは、進むべき道

  • お店を作る
  • お店を改装する
  • 新規事業を立ち上げる
  • 独立する
  • 新しいことに挑戦する

図解 これ以上やさしく書けない プロジェクトマネジメントのトリセツ (Panda Publishing)

戦略とは

どんな仕事においても、考えなければならないことです。

与えられた条件や環境で

  • どう計画を立てていくか
  • どう進んでいくか
  • どうなっていきたいか

それを考えていく、想像していくこと。

 

 

ゼロからイチへでも書きましたが

得意・不得意が分かれるでしょう。

そして、幅広い興味が必要です。

興味があれば色んな考え方を取り入れられます。

 

良くない条件だから、戦略が活きる

私のお店の場合

  • 看板は置かない
  • 暇だからと電話営業などはしない
  • 定期の宣伝広告はしない
  • 電話帳に載せない

という、一般的には不可解な戦略を取りました。

 

なぜか?

 

  1. お店が2Fだったこと
  2. さらに入り口が特殊だったこと
  3. 周りに同じようなお店が無かったこと

最初の印象は正直

「ここでやるのか・・・」

という気持ちでした。

 

わかりにくい場所

 

そんな場所でやるには戦略しかありません。

この戦略の先にあるもの

  • 探してでも来てもらえる
  • 口コミで来てもらえる

この2点でした。

そして、この2つが最小で最大の力になると信じました。

逆にプレッシャーでもあります

評価してもらえなければ

探さないし、口コミにならない

 

お店が営業をやめてしまうで書いたように

 

「あのお店はわかりにくかったからね」

「あのお店は看板もなかったからね」

 

などと言われるでしょう・・・・

 

どっちに転ぶか、です。

 

戦略が見えてくる

オープンから5年は言われました

  • 看板をつけたほうがいい
  • 広告を出したほうがいい
  • なぜ電話番号が登録されていないんだ

ホント、何度も。

それは、お客さんが少ない時期に言われていました

ありがたいことです

お店の為を思って頂けること。

 

しかし、自分の中では

緩やかな右上がり曲線を描いていた

ので、そこまで気にしていませんでした。

 

例えば、宣伝を出してお客さんが一時的に増えた場合

それまでの常連さんの居心地が悪くなる

ことを懸念していました。

 

それよりも

焦らずゆっくり確実に常連さんの数を増やす

ことをベースに考えていきました。

 

この時間をかけて増えた常連さんは

季節や天候や時事に左右される可能性が低い

ことを意味します。

つまり

売上が安定する=経営が安定する

ということです。

オリンピックとお店で書いたように

「○○があるから暇だ」

という状況を脱することができるわけです。

 

常連さんの層を厚く持つこと

 

これが経営のベースになります。

そして、この10年で実践してきた戦略です。

 

常連さんのうちの誰かが誕生日で

常連さんのうちの誰かが飲み会の後に寄ってくれます。

 

そうやって、気が付けば毎日誰かが来てくれる

層が厚くなればなるほど

誰かの何か

にお店が選ばれる。

派手ではないけれど、地味に混んでいる状態。

 

これが目指したカタチです。

 

10年経って、さて次!

これからの戦略を模索中でして・・・

このブログをキッカケにしたいと思っています

次なる展開ですね。

このブログは何なのかここに戻るわけです。

 

そろそろ、動きが見えてきましたので

報告がてら書いていこうと思っています。

追記します 経過報告的な記事

 

 

ではまた。

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