音楽について

DJについて

2016/09/14

今のDJとは?

「DJ」を検索すると

有名な方々の名前や情報が出てきます。

私は高校2年の頃から

DJ機材を買い

スケーターの先輩に習い

上を目指して

レコードを買い

CDを買い

日々練習

どっぷり浸かりました。

 

今はどうでしょう

DJ体験として

スマホのアプリをダウンロードして

簡単にミックスできます。

現場でも

パソコンでDJが大半です。

音源はダウンロードデータ

ミックスも

パソコン内でできます。

こんな↓コントローラーが

あればやり易いですが。

Pioneer DJ パイオニア / DDJ-RB DJコントローラー

データのクラウド化

 

実践している人もいるでしょう

ネット環境も

日に日に拡大しています。

 

だれでも簡単にできる環境が整う

 

つまり

DJである

ということの意味

これが変化しています。

 

今のDJの中心は

オリジナル楽曲がある

という点のみ。

 

しかし

 

これも、楽曲作成環境が整っているのです。

パソコンやタブレットで

簡単にできてしまいます。

それをネットにすぐアップできる

 

実際、新曲のリミックスであったり

オリジナル楽曲であったり

 

溢れるほどのデータが存在します。

 

現場でかける新曲

その新曲のリミックス

どこの誰が作ったかはわからないけど

クオリティ高ければ使います。

 

作る、かける

 

この作業の重要性は?

 

疑問に思う時があります。

 

DJのスタイル

大きなEDMのフェス

実際は

DJパフォーマンス

です。

ある時お店に

「さっき終了した東京で行われたイベントの映像があるよ」

ということで

持って来てくれた映像を観ていた時

DJブースの画面で

「ん?」

と思う部分がいくつかありました。

 

①楽曲リストが添付されていました

いつ誰が作ったのか?

先ほど終わったのに?

 

②そのDJは

派手なパフォーマンスで観客を盛り上げています。

音楽と照明もピッタリ

音楽とド派手な爆発もピッタリ

DJ機材に電源?

たまたま入ってないように見えたのかもしれません。

 

でも、おかしいなぁ

 

と思って調べてみました。

 

すると

 

大きなフェスになると、それは

「興業」

になる。

 

ディレクターがいて、構成がある

その構成通りにイベントが進む

DJはそのパフォーマンスを行う

興業=DJショー

 

なるほど。

 

もう事前に決まっているんですね。

 

曲も演出も。

 

だから、曲目リストも既にある。

 

ライブじゃないんです

ショーなんです。

 

現場でDJしてるのとは別ものです。

 

現場というと

お店でもそうですが

曲のリクエストがあったり

80年代ディスコの楽曲

90年代HipHop~R&B

2000年代ハウス

最新曲

と時代を追ってつないだり。

 

ライブ感があるんですよね。

普段はYoutubeですが

週末は選曲したBGMで楽しむ。

 

そこにライブ感があって、異空間がある。

 

だから、大きなフェスのDJと

現場のDJとは

 

全く別物です。

 

楽曲が作れるからと言って

過去の曲をミックスできるとは限りません。

逆もです。

 

これからのDJは

曲データを入力したソフト

年代別、ジャンル別など

自動でミックス

ただ流すのではなく

小節でキッチリミックスできるソフト

 

近い将来

こうなるのかもしれません。

 

人が触る必要が無い・・・

 

楽曲も

過去の膨大なデータから

売れた曲を分析

売れそうな旋律の抽出

自動生成

そのあとも自動で構成していく

 

AIが進めば

これも可能になるでしょう。

 

悲しいですが・・・

 

まだまだアナログがあるうちに

しっかり聴き直そうと思います。

 

 

ではまた。

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